大好きで、ちょっと嫌いで…**

*元人妻でメンヘラ女のいけない恋*

叶うはずだった...

DV彼と付き合ってた時、

彼がかつて付き合ってた元カノの話を急にしてきたことがあった。



話を聞いてる限り、凄く純愛で、

多分お互い嫌で別れたわけじゃないみたいで。

いわゆる幼馴染み、てやつだから

未だに友達として仲良くて

たまに逢ったりするとかで。



何故かあたしは、その元カノが働いてる定食屋さんに連れて行かれたんだよね^^;


そこのご飯、美味しいから、て。



一瞬しか元カノさんの顔は見れなかったけど、

なんとなくまだ元カノさんは

彼に気がありそうだな、て感じた。



当時元カノさんには新しい彼氏がいたんだけどね...|ω・)


女の勘ですねー笑



今度、元カノさんと彼氏さんと、4人で遊ぼう、て知らない間になってて。



あたしはあんまり気が乗らなかったけど、

とりあえず日が合えばねー、ぐらいの気持ちだった。



でもそれは一生叶わない夢となるんです...

社内恋愛

19歳のあたしは凄く純粋で、

人生初めて付き合った彼と結婚する、て

ずっと思ってた。



結局、すれ違いで別れた。




そして案外、そんなに日が経たない内に

新しい彼氏が出来た。




でもあたし、未だに

何でこの人と付き合ったんだろうな?

て思うんだよね...^^;




同じ職場、同じ部署で

なんかよくわかんないけど

やたら好かれてた...笑



見た目チャラくて、

身長も同じくらいで←

あんまりタイプではなく。笑



押しに押された感じかな(´°‐°`)



しかもやたら強引に

いつの間にか

一人暮らししてた

あたしの部屋に転がりこみ、

同棲状態...(⊃ Д)⊃≡゚ ゚




押されて、

まあいっかで付き合ったのに←



やたら束縛野郎で...



同じ職場、同じ部署の

仲良かった女の子と

ご飯食べに行くのも許してくれなくて


耐えられなくて、

そんなん嫌だと言ったら



極端に自分のことを晒さなくなった。


あたしが自由にしたいなら

俺も自由にさせろ、なスタンス...



もう付き合ってすぐくらいからこうで、

ほぼ愛情なんてなくて

あたしはすぐ別れたかったのに、




別れるなら綺麗に別れたい、

てずっと言われて

聞き入れてもらえなくて...



最終的にはDVにまで発展したりして




あたしがその職場を辞めると

決意して、引っ越すことにしてから

別れを告げました。。



最初から愛情はなくて、

DVと、よくわからん束縛で

離れられずダラダラと付き合って

自分からちゃんと終止符を打ったのに、




何故か彼の前で号泣するオチ...笑



しかも彼ももらい泣きしてたオチ...笑



なんかよくわからんけど、

ちゃんと付き合ってた証拠かな?(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋

優しい人

出会い系に登録して、

近場で今から逢えそうな人を探して、

待ち合わせ。


写メを交換したわけでもないし、

ある程度メールのやり取りをしてたわけでもない。


即、逢いましょうのメール(´°‐°`)


相手が一人じゃないかもしれない。

どんな危険なことに巻き込まれるかもわかんない。


でも、その時のあたしは

どうにでもなれー!な、投げやりな気分でしかなかった。


そして、待ち合わせ場所に来たのは

同い年のちょっとチャラそうな男性一人。

時間は夜10時頃...



とりあえずドライブする?

てなって、何とも思わず車に乗り込もうとしたら、もう一人いたー!!Σ( ̄Д ̄ )

同じく同い年の、ぽっちゃり男子。



やっぱりあたしはやられてしまうのか。。



そう思いながら、三人で初彼との喧嘩話とか、他愛ない会話で盛り上がりながらドライブは続き...



海沿いをドライブしてて、港みたいなとこに着いた時、

最初待ち合わせに来た人(運転手)があたしに、

「ちょっと待っててね。」

て言って、もう一人の人と外に出た。


あたしは車内で待ってて。


しばらくしたら運転してた人だけ戻って来て、二人きりで少しドライブ|ω・)


ちょっとした海の見えるスペースに着いて、外出て、二人で朝日を眺める...笑


そしたらその人が急に、

「実は今日、さっき一緒にドライブしてたやつと、出会い系で捕まえた女を犯そうとしてたんだ。」

てカミングアウトしてきた。


でもあたしも、きっとそうなんだろうなあて半分思ってたから、全然驚かず、

「そうなんだー」

て淡々と返す( º_º )


あたし➡︎

「あれ?そう言えばさっきまで一緒にいた人は??帰ったの??」



彼➡︎

「うん。帰ってもらった。」



あたし➡︎

「???」



彼➡︎

「俺、数年前(まだ高校生の頃)、付き合ってた彼女を妊娠させてしまって、結局、まだ何の責任も持てなくて、堕ろさせることにしちゃったんだ。」



あたし➡︎

「うん?」



彼➡︎

「恋ちゃん、可愛いからさ、こんなことさせたら可哀想だな、てドライブしてた途中に思っちゃって。」




あたし➡︎

「あたし可愛くないし、もし可愛いくないて思われてたら、やられてたの??

なんかもうね、どうにでもなれー!て勢いだったんだよね。。」




彼➡︎

「彼氏と喧嘩中、て言ってたけど仲直りしてさ、二度とこんなことしちゃダメだよ?

自分の身体、大切にしたほうがいいよ。

どうにでもなれ、なんて考えちゃダメ。」




て...。

もう何年も前の話だから、断片的にしか覚えてないんだけど、

あたしはほんとに人に恵まれてるんだな、て思えた瞬間なのでした。。


どんだけ付き合ってる相手に気持ちがわかってもらえなくても、どんだけ寂しくても、こんなことなんてしちゃいけないんだ。


...この時はまだ純粋だった^^;


純粋に、こんなことしちゃいけないよね、やっぱり。。て思ってたんだ。