出会い系に登録して、
近場で今から逢えそうな人を探して、
待ち合わせ。
写メを交換したわけでもないし、
ある程度メールのやり取りをしてたわけでもない。
即、逢いましょうのメール(´°‐°`)
相手が一人じゃないかもしれない。
どんな危険なことに巻き込まれるかもわかんない。
でも、その時のあたしは
どうにでもなれー!な、投げやりな気分でしかなかった。
そして、待ち合わせ場所に来たのは
同い年のちょっとチャラそうな男性一人。
時間は夜10時頃...
とりあえずドライブする?
てなって、何とも思わず車に乗り込もうとしたら、もう一人いたー!!Σ( ̄Д ̄ )
同じく同い年の、ぽっちゃり男子。
やっぱりあたしはやられてしまうのか。。
そう思いながら、三人で初彼との喧嘩話とか、他愛ない会話で盛り上がりながらドライブは続き...
海沿いをドライブしてて、港みたいなとこに着いた時、
最初待ち合わせに来た人(運転手)があたしに、
「ちょっと待っててね。」
て言って、もう一人の人と外に出た。
あたしは車内で待ってて。
しばらくしたら運転してた人だけ戻って来て、二人きりで少しドライブ|ω・)
ちょっとした海の見えるスペースに着いて、外出て、二人で朝日を眺める...笑
そしたらその人が急に、
「実は今日、さっき一緒にドライブしてたやつと、出会い系で捕まえた女を犯そうとしてたんだ。」
てカミングアウトしてきた。
でもあたしも、きっとそうなんだろうなあて半分思ってたから、全然驚かず、
「そうなんだー」
て淡々と返す( º_º )
あたし➡︎
「あれ?そう言えばさっきまで一緒にいた人は??帰ったの??」
彼➡︎
「うん。帰ってもらった。」
あたし➡︎
「???」
彼➡︎
「俺、数年前(まだ高校生の頃)、付き合ってた彼女を妊娠させてしまって、結局、まだ何の責任も持てなくて、堕ろさせることにしちゃったんだ。」
あたし➡︎
「うん?」
彼➡︎
「恋ちゃん、可愛いからさ、こんなことさせたら可哀想だな、てドライブしてた途中に思っちゃって。」
あたし➡︎
「あたし可愛くないし、もし可愛いくないて思われてたら、やられてたの??
なんかもうね、どうにでもなれー!て勢いだったんだよね。。」
彼➡︎
「彼氏と喧嘩中、て言ってたけど仲直りしてさ、二度とこんなことしちゃダメだよ?
自分の身体、大切にしたほうがいいよ。
どうにでもなれ、なんて考えちゃダメ。」
て...。
もう何年も前の話だから、断片的にしか覚えてないんだけど、
あたしはほんとに人に恵まれてるんだな、て思えた瞬間なのでした。。
どんだけ付き合ってる相手に気持ちがわかってもらえなくても、どんだけ寂しくても、こんなことなんてしちゃいけないんだ。
...この時はまだ純粋だった^^;
純粋に、こんなことしちゃいけないよね、やっぱり。。て思ってたんだ。