大好きで、ちょっと嫌いで…**

*元人妻でメンヘラ女のいけない恋*

トラウマ

小さな田舎町で育ったあたしは、

負けず嫌いな性格は根底にあったのに

小さい頃はずっと気が弱くて


ハッキリズバッとモノを言う人に

圧倒され罵倒され、


いわゆるガキ大将的な同級生から

ほんのちょっとだけ

イジメ受けてた時期があった。


その頃くらいから、

極端に人から嫌われるのが怖くなった。


逆に、自分に自信のないあたしなんかに

寄ってきてくれる人のことは

すぐ信用するし、大好きになる。

男女問わず!


だから八方美人になることも

しばしばあって...


自分を押し殺すようにもなった。



今は少しずつ改善されてる気はする...


(年々、おばちゃんパワーが増して←

気が強くなっていってる笑笑)


とにかく嫌われないように

人の顔色伺うようにもなっちゃって。


I兄に対してはまさにそうだった。


どう頑張っても裏目に出て、

結局、喧嘩しまくっては

いたんだけど( ;´Д`)


だからかな...


好きだから離れたくない

じゃなくて、

嫌われたくない、嫌われるの怖い。

て気持ちが強かったんだと思う。


同時に音信不通のトラウマもあったし。


負のスパイラルから

抜け出せなくなってきて、

心の何処かで、

また同じことを繰り返すのか!て。


音信不通のトラウマから...


大好きな人に嫌われるトラウマから...


抜け出せずにまた

自分がダメになるなんてことは

何としてでも阻止したかった。


強くなりたかった。



よし、じゃあまずは

大好きなカラオケで発散しよう!!


そこであたしにとって、

凄く良い人達に出逢うことに...

リセット

I兄とは、バイバイしよう...


こんな辛い婚外なんて

何のメリットもない。。


思えば恋人みたいな雰囲気は

ほとんどなかった。


セフレとして...


しかも


I兄にとって、

かなり都合のいいように動くしかない

奴隷みたいな存在でしかないな。


もうこんなのやめよう...



そう決意したのに、

何故か

お別れLINEがなかなか出来ない

チキンなあたし...


文面考えては消し...


結局送れないでいた。



そんなチキンな自分を

無理矢理後押しさせたのは、


お別れを決意したそのちょっと後に


I兄の誕生日があったこと。


よし!

I兄の誕生日に、

おめでとうLINEをする口実で

同時にお別れLINEしちゃおう...!

て言う、


なんともズルい作戦(ノ)ºДº(ヾ)


I兄にとっては

特別な日なのにねー...


でもあたし、心の中で



誕生日にこんなセフレから

一方的なお別れLINE来たわ...


て言う、

一生忘れらんないくらいでいてくれ、

それくらい辛さを背負ってくれ、

て意味も若干込めて、の作戦だった。



なかなか性格悪い恋さんですよ(((((°°;)



でもI兄の性格上、

逆ギレしてくる可能性も大いにあって

その時に何かされたりしたら

たまったもんじゃない怖さもあり、

凄く低姿勢で

感謝の言葉も含めて

ついでに誕生日のお祝いもして

お別れLINEする決意をした。




そしてI兄の誕生日...




頑張ってお別れLINEした。





手は震えが止まらなくて、

心拍数が上がりすぎて

のぼせるかと思ったヾ( •́д•̀ ;)ノ



そしていつも通り、

すぐ既読はついた。


そこからもし返事が来たら

何て言われるんだろうか...




怖さもあり、


なんならこのまま

返事来ないままのほうが

精神的にはいいんじゃないか、て。


下手にまたキレられたら

後味悪すぎるし...



送信した言葉の重みに

自分で耐えられなくなって←

咄嗟にN君に報告してた。



N君は、あたしが今

どんな精神状態でいるのか

わかってくれてるかのように、


「大丈夫、大丈夫だから。」


て言ってくれた。


いつものおちゃらけてる感じではなくて

絵文字も顔文字もない、

真剣な一文...



結局N君に頼ってるあたし...



このままじゃダメだ。


I兄に都合よく振り回されて

辛い思いしてたくせに、

今はあたしがN君を振り回してる。



優しさに甘えようとしてる...



ようとしてるんじゃなくて、

もう既に甘えてるのか( º_º )




I兄には別れを告げて

N君とは徐々に距離置いて


あたしはいろんなものから離れて


ちょっとだけ心を休める事にした。

終止符

N君と逢って、

I兄の話も引かずに聞いてくれて

ただそれだけで心穏やかになって。


一瞬、気持ちは落ち着いたんだけど


やっぱりスマホ見ると

I兄から連絡が来てないか

確認してしまう日々...


そしてN君も心なしか、

あたしと距離置いてる気がした。


初めて逢う時は

躊躇いもなく逢う、て決めてくれて

わざわざ

仕事の日でも遠くから来てくれて。


夜通しずーっと話聞いてくれてたけど。


N君が過去に

人妻と恋愛をしていたこともあるのか

距離の置き方が

あたしには凄い伝わった...


だからあたしも

これ以上N君に踏み入れちゃダメだ、

て思った。


それと同時に、

I兄からの音信不通解除待ちをするのも

やめようと思った。


もう...


I兄とのことは終わらせようと思った。


このまま待ってても

あたしの精神状態は持たない...



いろんな気持ちが入り混じって

考えすぎて行き着いた先が、








婚外恋愛て、

外に癒しを求めるためだと思ってた。







あれ??






何であたし、

普通に恋愛してるんだろ( º_º )



何でこんなに辛いんだろう...





そう思った瞬間、

一気に身体の力が抜けて

もうこんな辛いものは

終わらせようと思った。